今回の台風被害で思う事
「非常に強い勢力」の台風が関東を通過しました。皆さんの周りはどうでしょうか。横浜以南の釣り場がかなり壊滅的な状況なのでそちらについて思う事を書いてみたいと思います。
まずは台風が去った翌朝、我が家の前にはこんなものが落ちてました。
はい、我が家のインターホンです 泣
近隣の家の屋根が壊れ、その飛来物の直撃を受けたっぽい、車が大破した人もいたりしたのでこの程度で済んで運が良かったと思うべきなのか・・
そして、釣り場もかなり壊滅的な状況ですね。
若洲、浮島、大黒、本牧、磯子、福浦、うみかぜ、 海辺つり公園・・・などなど。
うみかぜ、海辺つり公園も時間がかかっても復旧してくれそう。
大黒は・・・状況よくわからないけど復旧できるのかな？
上に挙げたところ以外はかなり厳しいのではと思ってます。
まず、浮島、
ここは訪れる人も少なく施設としての必要性を感じてもらえないのかも。釣り施設として復旧させる予算を立ててもらえないのではと心配です。
で、次に本牧、
ここは堤防、建物、渡桟橋などダメージが大きく復旧費用がかさみそう、
また2027年には新本牧ふ頭が作られて下図のように
今より潮通しが良くない湾奥のような施設になる予定です。
回遊魚の接岸悪化、残コマセ滞留など今よりは条件が悪くなる施設を完全復旧するプランを立ててくれるのか・・・ちょっと疑問な気がします。
資料によると新本牧ふ頭は
「新設する航路側護岸は、生物に配慮した生物共生型護岸とします。」
「航路側護岸の上部には、親水性のある水際線緑地を形成し、海釣りの場としての利用など、広く市民に開放します。」
と記載があり、新しいふ頭に釣り場はできそうなので今回の本牧海釣り施設の現状を加味して新本牧ふ頭に潮通しの良い新本牧海釣り施設を作ってくれるのでは？
と内心期待してしまってます。・・・・8年後ですけど・・
参考：新本牧ふ頭第一期地区整備事業
で、最後に福浦、
ここはマナーが悪いなど復旧障害になりそうな要因は多数ありますが、
そういった点を無視したとしても完全復旧は難しいのではと思ってしまいます。
と、いうのは今回の台風によって近隣住民・企業に対する被害が発生しましたので、
住民・企業を守るために今よりも堤防を高く・厚くする、消波ブロックを増やすなどの対策が取られる可能性は高いでしょう。
より高くなった堤防、より強固になった消波ブロックで結果として釣りNGになる、釣り場が縮小されるなどの状況になるのではと思ってます。
いずれにせよ、各施設ともに今後についてはまだ未確定だと思いますので、釣り人にとって不利になる行動「禁止場所や復旧工事の妨げとなる釣り」「ゴミを放置」「違反駐車」でますます釣り場を減らすきっかけを作らないで欲しいなと思ってます。
（福浦は今週中にも路駐して立ち禁エリアで釣りする人が出てくるでしょうけど・・・）
とりあえず今年の秋・冬は横浜の釣り人にとってはかなり厳しいシーズンとなりそうですね。
