アジング・メバリングにオススメ!強風の時でも1分で結べるノット
メインラインとリーダー結ぶのめんどくせーなーって思ってる人いますか?
今回は「1分で結べて」「強風の時でも結束OK」なメインラインとリーダーを結ぶノットをご紹介したいと思います。
そんなノットは魚かかると切れちゃうんじゃないの?
と思う方もいるでしょう。
シーバスならスズキサイズやフッコサイズそれなりに釣ってますが
結束部が原因でバラした事は記憶にないです。
アジングロッドで60cmオーバーのスズキ釣った時も大丈夫でした。
息子が50cmオーバーのマゴチを釣った時も今回ご紹介するノットです。
今回ご紹介するノットは道具を1つだけ使います。
ダウンシンカー、ダウンショットシンカーと呼ばれる糸を挟む事ができる
シンカーです。
まずは動画で結ぶ様子をご覧いただきましょう。
いかがでしょうか。
では、7つのステップで解説していきます。
ステップ1
メインライン(PEとか)にシンカーを通します。
5cmぐらい通します。
ステップ2
リーダー(フロロラインとか)で輪っかを作り、
左手でおさえます。
その輪っかへ先ほどのシンカーを上から下に通します。
ステップ3
通したシンカーのメインラインと左手で持っていた輪っかの交差部分を
右手でつまみます。
※ここわかりづらい場合は動画を併せてご覧ください。
ステップ4
右手でメインラインとリーダーの交差部分をおさえたまま、
左手でリーダーをピンと張って、そのまま反動をつけてシンカーをグルグルと
10回以上回転させます。
ステップ5
右手で持っていた輪っかの交差部分を左手に持ち替えます。
そして右手でシンカーを先ほどとは逆方向の下から上へ輪っかを通します。
※シンカーを通す方向が1度目と2度目で逆方向なのがこのノットの肝です。
ステップ6
リーダー、メインライン、リーダーの端、メインラインの端、シンカー部
手や口で固定しつつそれぞれをしっかりと締めます。
この時、唾液など水分で湿らせて締めると結束が強化されます。
シンカー部を締める際、シンカーを持って引っ張るとシンカーのライン挟むところが
曲がってしまったりするのでギュッと締める時はシンカーを持たずシンカーの先のラインを持って締めてください。
ステップ7
それぞれの余ったラインをハサミなどでカットします。
特にリーダーはメインラインと比べて固い素材を使う事が多いので
余りが多いとガイド等に干渉しやすくなります。
完成!
いかがでしょう?
最初はとまどうかもしれませんが、何度か練習すると1分ぐらいで結べるようになります。
このノットはオルブライトノットと呼ばれるものですが、
結束強化のためにメインライン側を通常とは異なり2重にしています。
簡単かつ早いノットなのですがデメリットもお知らせします。
・FGノットより弱いらしいよ。
実際に計測した事はないのですが検証されてるサイトを見るとやはり、
FGには劣るみたいです。
・FGノットよりガイドの通りが悪いよ。
ガイドへの干渉がFGと比べると結構高いです。
なので、キャスト時にノット部までガイド内にいれる人はキャスト注意が必要です。
ノットより先のリーダーを垂らしてキャストする人には影響ありません。
いかがだったでしょうか。
青物メインの場合などはオススメしませんが、
通常FGノットを使っている方でも
ラインブレイク後にナブラを発見した時など素早くノットを作りたい時など
憶えていると役立つ時があるかもしれませんヨ。
シンカーを使った結束の応用編として
リーダーとスナップを漁師結びする際にも使ってます。
そちらは別の機会にでも。