塩イソメの作り方
釣りで余ったイソメはどうしてますか?
次回釣りまで冷蔵庫で保管、釣り場に巻く、他の釣人にあげるなど色々な方法あると思いますが、余ったイソメで良ワーム(笑)が作れるので私なりのやり方をご紹介します。
2019/5/7 追記
作り方を若干変更しています。こちらの記事もどうぞ
生き餌を用意できない仕事帰り釣りでは強力な武器となります。
まず塩イソメの特徴
- 常温保存が可能。(干した時間で左右されるが経験では3週間は平気)
- 常温携帯が可能(会社帰りなどで釣り具屋に寄れない、会社にイソメは持ち込めない人にオススメ)
- 針につけやすい
- 汁が出ないので手が汚れづらい
- 水に入れるとふやけて青イソメに見た目が戻る
- 使用時、動かないので魚種によっては誘いが必要
こんな感じです。常温で持ち運びができるので仕事帰りに釣りに行きたいって時の餌には良いかと思います。
では、作り方。
- イソメ(なるべく太目のもの)
- 食塩(スーパーなどで売ってる1kg100円ぐらいの安いの)
- 袋(100均などで売ってるジップロック偽物。1パック20個入りSサイズとか)
- ペーパータオル (100均などで売ってる1パック200枚とか)、新聞紙で代用可
- ボールのような容器(水を貯めたいだけなので洗面台に水を張るでも可)
- 片栗粉(無くてもOK)
- 食紅や味の素(無くてもOK)
作成方法はこんな感じです(写真は控えめにしますw)
- 塩漬け用の袋準備
ジップロック風の袋に食塩を入れます。(多いほうが良) - イソメについてる汚れを落とす。
イソメについた容器の土(バーミキュライト)やゴミなどを落とすため水を張った容器にイソメを入れます。 - イソメを乾かし塩漬け
水からイソメを出してペーパータオルで水気をとり、そのまま塩を入れた袋に入れます。
全てのイソメを袋に入れたら袋の口を閉じて振って混ぜます。
アミノ酸誘因効果を狙う場合や着色する場合はここで味の素や食紅もいれます。 - 寝かせる
塩で絞めて、余分な水分をとるため数時間、日の当たらない場所に放置します。
たまに振って混ぜてあげても良いですが、中でちぎれてしまうのにご注意ください。 - 干すための準備
袋の中からイソメを取り出して余分な塩を払います。
塩をとったらペーパータオルの上に1匹ずつ伸ばして並べます。
※袋の中の塩は捨てます。
※袋は洗って乾かして後行程で再利用可 - 干す
陰干しします。半日~1日程度。
干すほど長持ちしますが、固くなります。2日ぐらい干すと常温で数週間は楽に保てますが、数投するか予め海水で戻さないとポテンシャル発揮しません。 - 保存
袋に片栗粉(または塩)を少量入れ、
イソメが切れないように袋にいれます。
全体にまぶして、そのまま冷暗所に保管します。
※片栗粉が余分な水分をとりつつ、外気に触れる量を減らしてくれます。
※片栗粉が余分な汁を吸って汚く見えるのが苦手な人は塩でも可
ワンポイント
- 干されたイソメは1投目からはパフォーマンス発揮しません。水を吸って戻ってからが勝負です。
- 切れた小さいイソメは別にとっておいて、サビキにつけたり、匂い玉として利用できます。ぶっこみサビキのワンポイントにオススメ。
- 一番気をつける事はちぎれて細かくなってしまう事です。
イソメが生きてる時から注意します。イソメは他のイソメの汁で弱りますので切ったイソメは別の容器にいれると他のイソメが弱る事を防止できます。私は百均容器でイソメ保管箱を作ってます。
魚の食いつきは、
生き餌 > 塩イソメ > 汁ワーム > 普通のワーム
って感じです。今までの釣りではギリギリの量を購入して、足りずに悔しい思いすることもありましたが、余ったイソメは塩イソメにする前提にすることで多少余裕を持ったイソメ購入をするようになりました。
保存時にこんなの混ぜると釣果アップかも。。
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